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Tokai Wetland Plants book
by twpb
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巨椋房藻 河川
今年の名古屋はとにかく暑いが、こんなときに風邪を引いたもんだから
どんな服装で寝たらいいのかよくわからない。寒気はするが、暑いという
わけのわからない状態で寝付けない日々が続いた。

さて、名古屋市の中心部を流れる河川に今年も清涼感を漂わせ
オグラノフサモ?がたなびいていた。尾張の個体はオグラノフサモと
ホザキノフサモの交雑で殖芽の形状が変なのだそうだ。

個体数も多く、よくもまあこんな場所にと思う。

尾張の個体は市内北部の自生地が元で様々な場所に増えてきている。
昨年は港区の河川でも確認した。

1箇所の自生地でも残しておけば、絶滅危惧種といえど
撹乱地に生える植物は増える条件が整えばいくらでも増えるという証拠である。

最近はツツイトモなんかも増加傾向にある気がする。

ちなみにライムグリーンの葉は多分ホソバミズヒキモ。
アイノコイトモやナガレミズヒキモが記録で残っているが、浮葉を確認し、
葉が湾曲していないので、これはホソバミズヒキモだと思う。

未だにナガレミズヒキモとホソバミズヒキモの沈水状態での見分け方が
よくわからない。ナガレミズヒキモは葉脈に透明感があるらしいが
何を透明感と言うのかがよくわからない。どなたか教えて下さい。

巨椋房藻 河川_d0177764_20351999.jpg

by twpb | 2010-08-22 23:33
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